宇宙へ羽ばたけ、玉城の子どもたち!

三重県玉城町では、デジタルハリウッド大学と連携した「玉城町子ども宇宙プロジェクト」の一環として、
町内の小学3年生を対象に「宇宙とITにふれあう未来じゅぎょう」を実施しました。
この授業の写真を中心に、町内の人々や風景の写真も満載して、元気いっぱいのモザイクアートが完成しました!

自分の写真がどこにあるか探してみよう!クリックしてね。

玉城町の参加校で撮影した写真でつくられたモザイクアート

たままるくん

ぼくの名前は「たままるくん」。
「宇宙とITにふれあう未来じゅぎょう」には、町内の小学3年生全員、129名が参加したよ! 国際宇宙ステーションについて学んだり、宇宙人に届けたいメッセージを作ったりしたんだ‼

わたしは「城之介(じょうのすけ)」。
モザイクアートのモチーフになっているのは玉城町のシンボル「田丸城跡」だ。田丸城は南北朝時代に築かれた歴史ある城で、戦国時代には織田信長の次男、信雄の居城だったのだぞ!

城之介(じょうのすけ)

町長メッセージ

玉城町長 辻村修一

このようなたいへん夢のあるプロジェクトに参加する機会を得られ、とてもうれしく思っています。当町は、伊勢平野の平坦で温暖な気候を生かした農業地域として、また、伊勢や熊野に詣でる人たちが旅支度を整える交通の要衝として発展してきました。

ご承知の通り、農業も旅も宇宙と大きな関わりがあります。古来、人びとは月と星の運行を見つつ耕作を行い、天空の星々を目印に方角を定めました。その意味では、宇宙について学ぶことは、当町のアイデンティティについて学ぶことと同じだと思います。

当町では学校教育へのIT導入が比較的スムーズに進みました。今回、ITの知見に長けたデジタルハリウッド大学と共同作業を行ったことで、それらがさらに活用され、子どもたちが玉城町と宇宙についてますます興味を持ってくれたと確信しています。本プロジェクトをきっかけにして、玉城の子どもたちが、宇宙に羽ばたいていってくれることを祈っています。

玉城町長 辻村修一

ついに、ISSの中で玉城町のモザイクアートがお披露目されました!

国際宇宙ステーション(ISS)に無事に届いた玉城町のモザイクアートは、観察モジュール「キューポラ」の中で、宇宙飛行士によってお披露目されました。その様子をぜひご覧ください。

宇宙とITにふれあう未来じゅぎょう

2021年6月29日、東京のデジタルハリウッド大学の教室と玉城町内の4小学校・5クラスをインターネット会議システムでつなぎ、ライブ授業を実施。小学3年生の全児童129名が参加し、「宇宙人に教えたいわたしのすきな〇〇」というテーマでユニークな作品を完成させました。授業のようすは電子ブックにまとめられる予定です。

田丸小学校3年A組
田丸小学校3年A組
写真撮影の様子
田丸小学校3年B組
田丸小学校3年A組
外城田小学校
写真撮影の様子
有田小学校
田丸小学校3年A組
下外城田小学校

玉城町の自然

玉城町ってどんなところ?

玉城町は三重県の南勢地域にある人口15,000人ほどの町です。古来より伊勢参宮の宿場町、世界遺産熊野古道の街道起点として栄えてきました。現在も、町の中央にある田丸城跡ほか街道筋の道標、旧家などに昔の面影を偲ぶことができます。田丸城跡の幽玄な石垣を上れば眼下には豊かな田園風景が広がり、恵まれた自然環境のもとで水稲、野菜、花き、果樹などさまざまな農作物が作られています。

畜産も盛んで、特産品の「玉城豚」は伊勢志摩サミットでも提供されました。町では伝統的な農工商業の振興と同時に先端産業の誘致にも力を入れ、現在、複数の大手企業が主力工場を置くようになりました。近年では宅地開発が進み、「だれもが安心して、元気に暮らせるまち」のキャッチフレーズ通り、人口は年々増加しつつあります。


玉城町 参加校一覧